データ
2020.12.16
新型コロナウイルスによる受診控えに関するアンケート結果
2020年12月11日
岩手県保険医協会
新型コロナウイルスによる受診控えに関するアンケート結果
この度、当協会は標記の調査を行い、次頁の通り集計をまとめましたのでお知らせいたします。
調査の目的
新型コロナウイルス感染拡大により、国の非常事態宣言発令や新しい生活様式が推奨されてきたが、感染者が確認されていなかった岩手県においても、日常生活が大きく変わることとなった。現在は、県内各地でクラスターが発生し、終息の見通しがつかない状況となっている。
その一方で、6,7月に実施した当会の調査において、本年4~5月の患者数は前年同月比で大きく減少していることが判明した。原因としては、新型コロナウイルス感染拡大の影響による外出自粛、経済的な事情、薬の長期処方等の様々な事情が負のシナジーを生んだと考えられる。当会では、県民が必要な受診さえも控えてしまうことにより、病状が悪化することが懸念されるため、様々な媒体を通じて受診勧奨をしている。今回、開業医を中心とした医療現場の実態はどうなのかを調査し、受診控え解消の端緒としたい。
調査期間
2020年9月23日~10月31日
対象
岩手県保険医協会ファクス登録会員(661件)
回答
医科 68(21.4%) 歯科 66(19.2%) 合計 134(20.3%)