「岩手県保険医協会」国民の医療と健康の確保を図り、保険医の生活と権利を守る

 

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2023.02.27

岩手協会からの発言通告に対する答弁(22~23年度 第2回保団連代議員会 発言通告)

「処置や歯冠修復及び欠損補綴に包括されている麻酔薬剤料と浸潤麻酔の手技料のアンケート結果よりあらためて強力な運動の推進を求める」

【要旨】

当会会員に対してアンケートを実施した結果、処置に際して麻酔が必要であるにもかかわらず、麻酔薬剤料が包括されていることについて8割以上の先生方が不当であると回答した。薬剤料、浸潤麻酔の手技料を算定できる取り扱いとするよう、医科歯科一体の運動を推進していただきたい。

 

【答弁】

診療現場の要望を明らかにして発信する取り組みは非常に重要で、保団連は麻酔の取り扱いの改善を求め、2020年改定で手術の麻酔薬剤料の算定を実現した。岩手協会とともに実現を目指して取り組んでいきたい。

■「処置や歯冠修復及び欠損補綴に包括されている麻酔薬剤料と浸潤麻酔の手技料のアンケート結果よりあらためて強力な運動の推進を求める」(22~23年度 第2回保団連代議員会 発言通告) [PDF形式]

 

「地方における産科、小児科医不足問題を全国的な運動に位置づけてほしい」

【要旨】

岩手県における分娩の体制は危機的状況となっており、少子化に拍車をかけているともいえる。産科医養成のための就学資金も設定されているが、少子化対策として分娩を扱う施設を増やすためには小児科医も増員が必要となる。産科、小児科医師養成のための方策を国として取り組むよう、保団連の運動に位置づけていただきたい。

 

【答弁】

分娩を扱う医療機関の減少は危機的状況であり、地域に根ざした産科、小児科医の確保は急務である。医師が人間らしい働き方ができるよう医師養成数の増加や十分な診療報酬を得られるよう引き続き声をあげていきたい。同時に出産子育てのしやすい環境構築のために、必要な費用が助成制度で創設されるよう助成を拡大させることも重要だと思う。産科医をはじめとした医師養成については、保団連として取り組みを強めてまいりたい。

■「地方における産科、小児科医不足問題を全国的な運動に位置づけてほしい」(22~23年度 第1回保団連代議員会 発言通告) [PDF形式]

 

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