「岩手県保険医協会」国民の医療と健康の確保を図り、保険医の生活と権利を守る

 

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データ
2024.11.25

医療機関におけるマイナ保険証トラブル調査結果

 

医療機関におけるマイナ保険証トラブル調査結果

 

本年12月より現行保険証の新規発行が終了しマイナ保険証を基本とする仕組みとなるが、厚労省発表資料や当協会の前回調査(2023年12月)時点でも、国民のマイナ保険証利用率は非常に低い状況が続いている。政府は、本年5月~7月を「マイナ保険証利用促進集中取組月間」と位置づけ、医療機関に一時金支給をしながら患者に呼びかけるキャンペーンを始め、さらに一時金の倍増を決めるなどの方策をとったものの、9月のマイナ保険証の利用率は13.87%と微増しているが、未だ1割という状況である。様々な文書に同封する形で12月2日の保険証の新規発行終了が広報されているが、あらためて保険証廃止が周知され、国民の間で不安が広がっている状況である。 そのような状況の中で、当協会では開業医会員を対象に、医療現場ではマイナ保険証のトラブルは現在も起きているのか、今後の現行の健康保険証とマイナ保険証についてどのように考えるかなどについて調査を行ったので、一部前回調査との比較を加えて報告する。

 

 

医療機関におけるマイナ保険証トラブル調査結果(PDF形式)